北朝鮮の”撮影禁止区域”を隠し撮りした闇深い画像集(画像39枚)
貧富格差・圧制政治・過酷な労働環境など、北朝鮮の裏側に迫った写真集のご紹介。こんなことになってるのか…(※画像39枚)
幼くして過酷な肉体労働に勤しむ子供達、その一方で裕福な暮らしを満喫する特権階級の人々など、北朝鮮の生々しい実態を撮影した写真集のご紹介。これらの写真は、フランス人写真家のEric Lafforg(エリック・ラフォルグ)氏によって撮影されたものであり、同氏は「首都・平壌では、同行するガイドが指定した場所以外での写真撮影は禁止されています。しかしその監視にも限界があり、また、平壌で貧困を感じさせられることは少ないですが、地方へと足を運ぶと全く違った光景を目にすることが出来ます。」と語っています。
1. 北朝鮮の軍人の多くは、武器を手に取り戦うよりも地味な肉体労働に勤しむ必要があります
2. 幼い子供達が農作業をしている様子。同行していたガイドは写真の削除を求めましたが、エリック氏はそれを拒否しました
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4. 北朝鮮政府は、栄養失調で苦しむ全ての人々の写真撮影を禁止しています
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6. みすぼらしい服装の人物を撮影することも禁止。この男性を撮影することは許可されました
7. 深刻な食糧不足に陥っている地域で撮影された写真。この時、同行していたガイドによってカメラが押収されました
8. ”食べるために”草をむしる男性
9. 路上で落としたトウモロコシをかき集める子供達
10. 交通機関を利用することが出来ないため、時折休みながら自転車通勤をする人々
11. タバコやお菓子などの嗜好品を販売している闇市
12. 制作途中の絵を撮影したところ、エリック氏はガイドから注意を受けました
13. 人々は公共事業で働くことを余儀なくされており、当局はこのことをポジティブなイメージで捉えていますが、その光景はもはや”強制労働”を強いられているようにも見えます
14. フラッシュ撮影をすることは禁止されています。その理由は、「人々を怖がらせないため」
15. ホームレスであろう人々の写真を撮影したところ、写真を削除するよう求められました。「彼らは休んでいるだけ」
16. 古都・開城市には観光客向けの快適なホテルが用意されており、政府は「周辺の住民も同じような暮らしをしている」と話しています
17. 国の最高指導者である人物の肖像画の下で笑顔を見せることは禁じられています
18. 平壌の画廊で停電が発生した時、彼らはアメリカ人を非難したといいます
19. 初めて見るエスカレーターを怖がる村の子供達
20. 自動車が全く普及していないために子供の遊び場と化している道路
21. ツアーガイドの家族の家を尋ねた時の写真。パソコンの電源が入っていないことを指摘したところ、写真の削除を求められました
22. 村の家の窓から見える「国際連合世界食糧計画」の看板を撮影することは禁止されています
23. バスを利用するために列に並ぶ人々
24. 北朝鮮では身だしなみに気を付ける必要があります。彼らの写真撮影をお願いしたところ、女性は男性のシャツをきちんと直しました。
25. 平壌地下鉄の写真。防空壕としても機能するこの場所の写真は削除するように求められました
26. 軍人の前でこのような奇妙な帽子の被り方をすることは不適切だとされています
27. 平壌に2店舗しかない高級スーパーで買い物をする特権階級の人々
28. 農村部の家庭を訪問することは容易ではありません。彼らの家の風呂場には、浴槽に水を溜めるための「手押しポンプ」が設置されており、ここでの生活が困難であることを示しています
29. トラックのチューブタイヤをボート代わりにして魚釣りをする男性。農村部の人々は、このようにして貴重な生鮮食品を確保しています
30. 北朝鮮の有名な山「七宝山」近くの海岸で発見された男性。まるで死体のようなその姿に、ガイドは写真を削除するよう要求しましたが、彼は恐らく死んではいませんでした
31. 国境近くの非武装地帯で写真を撮影することは難しくありませんが、兵士に近づきすぎると制止されます
32. 平壌のイルカ水族館を訪問する兵士達
33. 休憩中の兵士を撮影することは禁止されています
34. 休憩中に横になる兵士。この写真を撮影したことでエリック氏は国外退去を命じられてしまいました
35. 兵士の群衆の中に佇む1人の女性。この軍の集会の様子を撮影することは許可されていませんでした
36. 三池淵郡にてバスを押す兵士達
37. 都市間の公共交通機関はほとんど存在せず、市民達が都市間を移動する際には、兵士による確認検査を受ける必要があります。※追記 写真に写っている兵士はヒッチハイクをしている模様
38. 北朝鮮では、貧困を感じさせる写真を撮影することを禁止していますが、個人が有する過度な富の撮影も禁止しています。この写真は平壌のとある公園で撮影されたものであり、この高級車の持ち主は強い政治権力を持つ男性でした
39. 金日成の銅像の写真。この銅像の背中を撮影することは無礼だと考えられており、禁止されています
via:mdig・nur.kz
image credit:Eric Lafforg
引用元:世界一☆コム