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絶滅危惧種のウミガメ38匹を“まるゆで” 残酷すぎる中国「希少動物密売」の実態

絶滅危惧種のウミガメ38匹をまるゆで 残酷すぎる中国「希少動物密売」の実態の画像1
押収された38匹のタイマイの剥製
 アフリカでは象牙の密猟が国際問題になっているが、中国人による希少動物の密売は止まらないようだ。 「渤湃新聞」(7月28日付)によると、広西チワン族自治区で防城港市公安当局が27日、ベトナムとの国境付近でウミガメの剥製38匹を押収した。鑑定すると、これらはタイマイであることが判明。タイマイはワシントン条約で絶滅危惧種に指定され、中国でも国家二級保護動物に指定されている。市場価格は、最高3万元(約48万円)にも達する。死因を調べると、生きたままゆでられた疑いがあるという。
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一様に同じ姿勢が保たれているので、ひもなどで固定してゆでたのかもしれない
 2015年にも海南省でタイマイの違法取引が発覚したが、その際の取引金額は、大ぶりのもので1万9,500元(約31万2,000円)、小ぶりのもので8,000元(約12万8,000円)だったので、その後、価格は高騰しているようだ。購入した店のオーナーは、「これは熱湯でゆでられたものだ。そうでなければ、これだけの光沢は出ない」と断言している。
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広東省では、3~6月の間に1万1,720頭・匹もの野生動物と960の関連製品が押収された
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 中国では、こうした希少動物の密猟や取引が後を絶たないが、インターネットがその温床となっている。「中華網」(7月25日付)などによると、広東省の警察当局は3~6月にかけ、ネットを通じた野生動物・関連製品の違法取引を取り締まるキャンペーンを展開した。同省内での刑事事件は40件を超え、1万1,720頭・匹もの野生動物と960の関連製品を押収し、その額は750万元(約1億2,000万円)に達した。  広州市従化区で逮捕された鄧容疑者は、国家保護動物に指定されている大蛇887匹とオオトカゲ214匹を、生きたまま自宅に隠していた。これを宅配便で全国の購入者に送っていたのだという。  また、韶関市乳源瑶族自治県では、希少動物を捕まえる様子をライブ配信していた24歳の男が捕まった。男の自宅を家宅捜索すると、国家二級保護動物に指定されているチベットモンキー1匹とコブラ74匹が見つかった。コブラは、許可証がないにもかかわらず養殖し、販売していたという。  中国で希少動物の販売は、手軽に始められるビジネスのようだ。乱獲によって、それらが絶滅しないことを切に願いたい。 (文=中山介石)

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