これからご紹介するのはアメリカ・オハイオ州で起きた実際にあったお話です
警察官「ライアン・デイビス」さんには、3歳になる警察犬の相棒、ジェスロがいました。
ジェスロは厳しい訓練の結果、POLICE K9と呼ばれる警察犬に所属しています。
事件は2016年1月9日に起こりました。
食料品店に強盗が入り、ライアンさんとジェスロは急行しました。
強盗は拳銃を所持、発砲。その結果ジェスロは顔・肩・首に被弾。
犯人を取り押さえたものの、ジェスロは重傷で獣医の元へ運ばれました。
ジェスロへの銃弾は急所こそ外れていたものの、頭部を強打、脳に損傷を受けていました。
警察はSNSを使いでジェスロの危機を発信しました。
このことはメディアでも取り上げられ
「どうか、ジェスロに力を!」という訴えに、世界中からたくさんのエールが届きました。
数多くの声援が送られる中
重体からの回復を願われつつも、ジェスロは死去。
ジェスロの死はメディアでも取り上げられ、最期の見送りにはたくさんの人がかけつけました。
ライアンさんは壇上でこのように語りました。
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『ジェスロはひたすらに忠実で、無償の愛に溢れていました。
そして、私の大切な相棒であり片腕でした。初めてやってきた時から、
ジェスロは私の家族の一員です。そして私は、
他のどの家族よりもジェスロと一緒に過ごす時間が多かった。この喪失感はあまりにも深いです』
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世間の悲しみが続く中
警察署には2000通を超えるジェスロを偲ぶ手紙が寄せられました。
その中にライアンさんの心を大きく動かした手紙がありました。
差出人は11歳の少女。
そして、その手紙が社会を大きく動かす事となります・・・